PriceSeriesProvider(GUI編)

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今回は、PriceSeriesProviderオブジェクトを使って株価を表示します。なるべくプログラムコードを書かずに株価を表示します。もちろんTradeStationを開いて銘柄を指定すれば株価は簡単に表示できますが、このオブジェクトを使えばプログラムからいろいろなことができるようになるので、その使い方を見る意味で簡単なことをあえて難しくやってみます。


最終的にトヨタと日産の終値をチャートに表示させようと思います。株取引には裁定取引という手法があって、同じ価値を持つ2つのものが動くタイミングの差を使って利益を取るものです。トヨタと日産に同じ価値があるかは知りませんが、興味のある方はいろいろな企業で調べてみてもいいかもしれません。まずEasyLanguageを使わないTradeStation側のチャートを表示させます。以下の操作を実行してください。

TradeStation起動 → ファイル(F) → 新規作成(N) → トレーディングアプリケーションウィンドウ(G) → チャート分析 → 設定(O) → 銘柄コード(S)… → 銘柄コード(S)を”7203-TS”に変更 → 足種を選択(N)を日 → 範囲を1年前 → スタイルタブのバータイプ(T)を終値ラインにしてOK

以下のアイコンから足を日足(D)に設定してください。

足の変更アイコン

以下のような画面が表示されると思います。

チャートの表示(トヨタ)

では、EasyLanguage側からインジケーターを作成します。

表示(V) → EasyLanguage開発環境(L) → ファイル(F) → 新規作成(N) → インジケーター(I) → 名前(N)に”$price_series_provider_gui”を入力してOK

画面左側のツールボックスと画面右側のプロパティを使えば最低限のコードで株価の表示が可能です。ツールボックスのPriceSeriesProviderをダブルクリックしてください。

PriceSeriesProviderの挿入

コードの下側に”PriceSeriesProvide1″というものが表示されたと思います。似たような名前で混乱しますが、PriceSeriesProvideクラスのインスタンス(実体)になります。クラスとかインスタンスはオブジェクト指向の概念です。興味のある方は調べてください。ここでは、”PriceSeriesProvide1″という変数が宣言されて使えるようになったというくらいの理解で十分です。次にプロパティを設定します。“PriceSeriesProvide1″が選択された状態で、画面右側のプロパティをクリックして以下のように設定してください。

  • filters – Symbol – “7201-TS”
  • filters – Interval – General – IntervalType – Daily
  • filters – Range – from – Years – 1

PriceSeriesProvide1プロパティの設定

プロパティ設定が終わったら、コード側でチャートに株価を描画するコードを書きます。以下のコードを書いてください。

コードはプロバイダーをロードして、終値をプロットするということをしています。書いたら検証(F3)してください。TradeStation側で分析テクニックを挿入(Q)…から挿入してください。以下のように新しいチャートが挿入されると思います。

チャートの表示(トヨタと日産)

見た感じ、価格の相関は無さそうですが。。とりあえず、株価が表示できました。今回作ったプログラムは2行しかないので上のコードをコピーしていただければ大丈夫ですが、いちおうここにあげておきます。

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